Hash9デモカーがフォーミュラドリフトに参戦！富士スピードウェイ現地レポートその2

Hash9 RacingのFORMULA DRIFT JAPAN参戦！

こんにちは、FREEDOMの山田です。

前回に続き、今月もHash9 RacingのFORMULA DRIFT JAPAN参戦に関するレポートをお届けします。

今回の富士スピードウェイ戦は、Hash9 Racingにとってチーム立ち上げ後の初陣。しかし、開幕を目前にしてメカニックとしてチームを支える予定だった出水田裕貴さんが急逝。チームにとっては深い悲しみの中でのスタートとなりました。

ドライバーの濵田清文選手も富士は初走行ということで、木曜日の走行会から調整を開始。あいにくのウェットコンディションで、他の参加者もスピン続出。練習としては不完全燃焼のまま終えることに。

翌金曜日の公開練習では、路温も上がりドライコンディション。予選出走が朝イチ（9:45頃）ということもあり、路面温度が近い時間帯を狙って本番想定のセット出し。タイヤ内圧やファイナルギアの微調整を繰り返しながら、セッティングを煮詰めていきました。

土曜日、晴天の中行われた単走予選。濵田選手は緊張の中でも落ち着いた走りを見せ、第1ヒートで見事予選15位を獲得し、BEST32に進出。

迎えた日曜日。ドライバーミーティングで、亡き出水田さんに1分間の黙祷が行われることが告げられ、「絶対BEST16に残ってセレモニーに出る」と、濵田選手も気合が入ります。

BEST32の対戦相手は、予選18位の深田一希選手。先行ではゾーン1・2を確実にトレースし、後追いでは接近戦を制し3-0で勝利。BEST16進出を決めました。

BEST16で対峙したのは、富士スピードウェイで3連覇中、1400馬力を誇る高橋和己選手。正直、スペック差は歴然。しかし、走り出せばその差を感じさせない気迫のあるドリフトが展開されました。

後追いでは煙に包まれながらも喰らいつき、入れ替わっての先行では若干の脱輪こそあれ、その後の走りは抜群のゾーントレースとコントロール。

結果は惜しくも敗退となりましたが、初戦で全体12位という好成績を残し、堂々のスタートとなりました。

次戦は、濵田選手が慣れ親しんだ鈴鹿ツインサーキットで開催されます。今回は単走優勝を本気で狙いにいくとのことですので、皆さまもぜひ応援をお願いします。

私自身も、現地に応援に行く予定です！車好きであればジャンルは違っても、その情熱や技術のすごさはしっかり伝わります。

FREEDOMはアメ車専門のショップですが、クルマという共通言語でつながる人たちと、一緒にこの業界を盛り上げていけることを嬉しく思っています。

アメ車、マッスルカー、国産スポーツ、ドリフト、グリップ――ジャンルを越えてクルマを楽しみ、一度きりの人生をもっと熱く。

関わるすべての人に感謝を込めて。今後もFREEDOMは、クルマと人をつなぐ場所であり続けます。

「アメ車の維持にはどんなメンテナンスが必要か」「エンジンオイルやスパークプラグの選び方が分からない」

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひFREEDOMへご相談ください。経験に基づいたリアルなアドバイスで、あなたの愛車ライフをサポートします。