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アメ車メンテナンス入門編|スパークプラグの選び方


NGKプラグの写真

スパークプラグについて


こんにちは!愛知のアメ車・マッスルカー専門店FREEDOMです。

今日はスパークプラグについてのお話です。


アメ車に乗っていると、「プラグってどれを選べばいいのか?」と悩むことがあるかもしれません。


結論から言うと、NGKのV一択です。


これは当社のデモカーである1971 Chevrolet Chevelleのテスト結果に基づいた結論です。


スパークプラグはエンジンの燃焼効率や始動性に影響する重要なパーツ。純正のものから高級プラグまで試した結果、FREEDOMが導き出した最適な選択をご紹介します↓



テスト車両のスペック


今回のプラグ比較に使用したのは、当社のデモカー 1971年式 Chevrolet Chevelle。仕様は以下の通りです。


  • エンジン:ZZ4(ノーマル)

  • キャブレター:Holly 750cfm

  • ミッション:4L65E(TCI強化)

  • NOS:125ps

  • ファイナルギア:3.73

最高速は230kmまで加速が落ちずに到達しました。

この車両でさまざまな試験を行い、スパークプラグの違いについても検証を重ねました。



各プラグの比較結果


ACデルコ(GM純正)

  • 走行時のフィーリングに大きな問題はなし

  • GMが推奨する純正プラグなので安定したパフォーマンス

「とりあえず純正を選べば間違いない」という考え方もありですが、さらなる性能向上を求めるなら他の選択肢も検討するべきです。


NGK Vプラグ(電極にV溝あり)

  • 被りに強く、火花が長く飛ぶため安定した燃焼

  • 体感できるほどの違いはないが、エンジンの安定性が向上

劇的な変化は感じられませんが、長期的に使用すると確実に違いが出ます。

特に冬場のコールドスタート時に、その差がはっきりと表れました。


イリジウムプラグ

  • 火花の強さは感じるが、飛ぶ時間は短め

  • 高級プラグを使っているという安心感はあるが、性能の違いは体感しにくい

イリジウムプラグは確かに高性能ですが、劇的な変化があるかと言われると微妙なところです。



真冬に違いが出たポイント


特に冬場、コールドスタートのかかりに差が出ました。イリジウムプラグでは始動性が悪く、被り気味になることがありました。そこで、NGK Vプラグに交換したところ、翌年はスムーズに始動できるようになりました。



「キャブ車はカブる」という意見について


スモールブロックにHolly 750cfm(エアジェットまで調整可能なキャブ)を搭載すると、「キャブが大きいからカブる」と言われることがあります。


しかし、これはセッティング次第で回避可能です。


実際にエアコンを効かせながら通勤で渋滞にはまりつつ、毎日問題なく乗れていました。キャブ車の調整はシビアですが、適切なセッティングを行えば十分に実用可能です。




FREEDOMの結論|コスパを考えたらNGK Vプラグ


NGK Vパワープラグの写真

LS系エンジンはまた違う話になりますが、コストパフォーマンスを考えるとNGK Vプラグが最適です。仕様に応じて熱価を変えるだけで問題ありません。




まとめ : アメ車のスパークプラグ選びに迷ったら


  • GM純正(ACデルコ)は無難な選択肢

  • イリジウムプラグは高級だが劇的な変化は感じにくい

  • NGK Vプラグはコールドスタートに強く、コストパフォーマンスが高い

どのプラグを選ぶか迷ったら、まずはNGK Vプラグを試してみてください!



FREEDOMでは、アメ車のメンテナンスに関する情報を公開中


FREEDOMの店舗外観


「アメ車の維持にはどんなメンテナンスが必要か」「エンジンオイルやスパークプラグの選び方が分からない」

そんな疑問をお持ちの方は、ぜひFREEDOMへご相談ください。経験に基づいたリアルなアドバイスで、あなたの愛車ライフをサポートします。


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